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レセプト業務について・その2

医療事務の仕事の中で、レセプト業務は最重要ともいえます。

レセプト業務は膨大な量のため、この業界では、月初めの残業は当たり前とまで言われているこの作業。
そのレセプト業務の中で、医療事務員が一番恐れているものが、返戻(へんれい)です。

返戻とは、レセプトを必死の思いで作成し入念なチェックをしたにもかかわらず、ミスがあった場合、提出したレセプトが審査支払機関から戻ってきてしまうことをいいます。
返戻をされる理由は多々あります。

保険証に記載されている詳細の記載ミス。
これは、受付での入力ミスや月初めの保険証のチェック漏れなどが原因となります。
さらには、傷病名などの記載ミス、記入漏れ・・・
「患者さんの病名で、この処置はおかしい」などと言った記載ミスがあると、査定にもつながってしまいます。

返戻や査定の分は、ミスを直して再提出してからの支払いになりますので、返戻が多ければ多いほど、病院の収入に損害が出てしまいます。
ミスは無いほうが良いのですが、人間はミスをしたものほど、しっかり頭に記憶されることが多いですよね?
ミスをしたら同じミスはしないように、ノートにまとめるなどして、自分専用の『虎の巻』を作ると良いでしょう。

特にこの作業では、病気の知識も必要になってきます。
この病気にはこの処置は必ずつくとか、この病気にはこの薬などといった専門知識がないと記載漏れは見つけることができません。

人生一生勉強といいますが、どのような仕事でも、勉強が必要なのは同じです。
すでに長い期間働いている方達でも、日々の勉強は欠かせないといいますから、医療事務の仕事はかなり奥が深いと言えるでしょう。



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