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受付で心がけること

医療事務は受付の仕事も行います。

一般の会社でも「受付嬢は笑顔で」というのは当たり前ですが
医療事務の受付の場合、「優しい笑顔」「癒しの笑顔」が必要です。

病院に来る人、というのは当たり前ですがどこか体の調子が悪い人達です。

そんな人たちが帰りしなに顔を合わせる受付嬢に「お大事に」と優しい笑顔で言ってくれれば、
幾分かでも癒される気になるでしょう。
逆に手元の書類に目を向けたまま事務的に「お大事に」なんて言われても腹が立つだけです。

医療事務の仕事をする上で大切なのは、常に患者さんの立場に立って物事を考えなくてはならないということでしょう。

来院される方の中には、いかにも

治療の緊急を要する人もいるでしょう、治療は受けたいが時間がなくて無理してきた人もいるでしょう。
そんな時に「順番にしかお呼びできません」とか「よその病院に行ってください」なんて告げるようではちょっと・・・。
看護師などに順番のやりくりなど都合が付けられないか問い合わせるぐらいの事が出来るとイイですね。

実際に自分でどうにか出来ることでなくても、その心がけは持ちたいですよね。
自分が患者の立場だったらありがたいはずです。

*割り込み推奨やひいきではなく、あくまで本当に調子が悪そうだったりする方達に大してです。

受付にいると、患者さんからいろいろな質問もされたりします。

特に診療所規模のところでは、受付で、処方箋や検査結果を渡したりすることも多くなります。

患者さんも受付で医療事務の人に質問をすることがあります。
例えば女性患者が男性医師に聞きにくいことを女性の受付に聞いてくるとか、
単純に診察時に質問し損ねた内容とか。
医師より気軽な感じですしね


しかし、注意しなければいけないのは
「検査結果がこうだからこうしなさい」などといった判断を述べるのは
医療行為になりますのではしてはいけません。

医療事務は国家資格を持っていませんから、いくら専門知識があっても指導する立場ではないのです。

患者の多くは看護士も医療事務も区別が付きません。
「わからないので先生(医師)に聞いてみます。」など答えて、
自分の意見を言ってはいけませんよ。

長く勤めれば、顔なじみになる患者さんも出てくるでしょう。
そうすると、患者さんがどうしてほしいタイプの人かが分かってくると思います。
そうなれば、その人その人にあった、対応ができるようになるでしょう。

医療事務は「自分だったらどうしてもらいたいか?」
と考えて行動できる気配り精神を忘れてはいけません。


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