医療事務ってなに?

医療事務という仕事をご存じですか?

「医療+事務」だから、医療系の事務仕事?
・・・と思った方、正解です。

医療事務とは医療機関で働く事務職です。
医療機関で働くけれども、特に資格は不要なんです。

医師や薬剤師と違って資格無しでも医療機関で働ける、
もちろん治療行為は出来ませんよ。

事務処理など仕事の能力や、専門用語を憶えるのは必要ですが、それはどこの職場でも当たり前ですよね。

世の中にはいろんな仕事がありますが
医療事務の仕事は人気が高い仕事の一つです。なぜでしょうか?

まず、医療事務は常に売り手市場と言われるほどの人手不足です。
医療機関は増えているので、医療事務の求人も増えています。


そして時間の都合が付けやすいと言う点も大きいです。
一般の会社は、9時から5時まで、朝から夕方までの週5日全日勤務がほとんどですね。

しかし病院の診察時間というのは、ほとんどが午前と午後にわかれています。休診時間も2~3時間と一般の会社より長いですね。
また午後のみ休診の日や、土日に加えて他に休診日を設けている診療所等も多いです。

医療事務という仕事のメリットは、自分の生活スタイルに合わせて勤務体制を選べるという点があるのです。
医療機関によっては午前のみ、午後のみなどの勤務形態も選べるでしょう。

そのため、医療事務の仕事は子育て中や子育て後に仕事に復帰する女性にも特に人気が高いのです。
近所であれば午前と午後、両方の勤務であっても、空き時間に家に帰り、主婦としての仕事をこなすことができますしね。


世間では、景気の影響によっては、先行きが不安になったりすることもあるでしょう。
現代社会で、医療業界はなくてはならないものです。
医療事務は安定した仕事という点でも、とても安心感のある仕事でしょう。
  

医療事務を独学で学ぶ

医療事務の仕事には専門用語がいっぱいです。

医療事務として働くのには資格は不要ですが、いっそ資格を取るつもりで勉強した方がより身に入ります。
ただ本を読んでるより効果的です。目標がないとダラダラしてしまう人なら特に。

本屋で医療事務の本を探すと、やはり実務より資格取得向けの本が多いです。
医療事務の過去の問題集や参考書を見つけることができます。
 

本を開くと、かなり専門的な単語が並べられているので、医療事務を経験したことがない人は、面食らう事でしょう。

しかし、多少の経験があったり、基礎知識がある方は、これらの参考書などを使って、独学で知識を得ることは可能です。
常に勉強しておきたい、資格をとりたいと思われたら「診療報酬点数表」という本だけは必ず購入しましょう。

診療報酬はどの医療機関でも、この点数表に基づいて計算するわけですから、この本を読みこなせる力が必要なのです。
実は「診療報酬点数表」さえマスターすれば、資格試験の合格も目の前です。

ただし、試験を受ける場合、独学だと試験の細かい情報が入ってきませんから、自分で調べなければいけませんね。
制度や点数に改定されたことはないかなど、常にアンテナを張り巡らせておきましょう。
また、診療報酬点数表だけとにらめっこしているだけではなく、過去の問題集なども購入して試験合格を目指しましょう。

注意しなければいけないのは、目指す試験に受験資格が設定されているかどうかです。
受験資格が「不問」であれば問題ないですが、医療事務の資格にもいろいろあるので、受験資格が設定されている場合、自分がそれを満たしているかどうかは必ず確認しましょう。
試験にパスする実力があっても、受験資格を満たしていなければ合格できません。

「医療秘書技能検定試験」や「診療報酬請求事務能力検定試験」などは、テキストなども多く売られていますので、勉強し易いのではないでしょうか?

独りで勉強を進めるのは大変ですが、あせらずに頑張ってくださいね。
  

医療事務の会計業務

医療事務の仕事には窓口での受付・そして会計が含まれます。

病院の医療費とは、どのようにして計算されているかご存じですか?医療費は、ちょっと特殊な計算方法をとっています。

医療費は診察や検査の料金、薬代などを、金額ではなく点数で表されているのです。
医療事務における会計業務は、この点数を金額に直す手順を踏んで、その後に患者さんからお金をいただくというをしています。

診察をうけると、医師がカルテになにやら書き込んでいる姿は見たことがありますね。

窓口に返されたそのカルテは医療事務の方で、診察や薬などを全て点数に書き直します。
点数は注射の種類、薬の分量、病気の種類などによって変わってきます。

病院の信用問題にも関わりますので、点数の記入漏れや過剰請求など、ミスのないように何度もチェックをします。
点数は1点が10円で計算されます。
ですから、3割負担の患者さんであれば、「点数×10円」に3をかけたものが金額となるわけです。

以前はこれらの作業を、全て手書きして計算していました。
現在は、さすがにコンピューター化され、薬の名称などを打てば点数が自動に表示され、計算までもしてくれるので、とても楽になりました。
しかし、入力ミスがあると計算も間違った結果になります。カルテを正確に入力出来るよう、全くパソコンの操作がわからないでは医療事務の仕事は出来ません。

医療事務に限らず、現在の事務仕事にパソコン操作は不可欠です。
その仕事場に対する専門知識は不要でも、ある程度、パソコンの基本操作はできる必要があります。

医療事務の資格は必須ではないがあった方が就職に有利、というのは
そのへんの基本操作は取得している証明であり、教えることの少ない即戦力になるからです。